いつも楽しみにしてます!と言って下さる生徒様方へ、、、
申し訳ございません! Chicayoです。
色んな所で言いふらしてますが~、
海外TVドラマを観るのは、私の生活の一部です (^^)
作品自体を楽しむのはもちろんですが、
英語や海外生活環境、文化や慣習を理解する好材料!
最近見終えた作品は、
"13 Reasons Why" 「13の理由」
テーマは高校生活の闇、、
自殺した女子高生が語り手であるというユニークな設定です。
彼女を何(だれ)が自殺に追い込んだのか?という事を
知りたい!と思わずにはおれず、引き込まれていきます。
私的には、どうしても「親目線」で観てしまうので
非常に重く、、、、精神的に辛かったです。
残酷なシーンが含まれる事、
また自殺を美化しているのでは?という議論もあり、
賛否両論の作品ですが、私はすっかり寝不足でございましたよ。
さて、そんな作品から
シーズン1・エピソード1よりこんなセリフ:
男子生徒(ブライス)が母親と
電話で話しているのですが、
”Put Dad on the phone."
※ 字幕「父さんにかわって欲しいよ」
と言います。
ポイントは、put 。
日本人の我々は、
「put = 置く」 と叩き込まれたせいか!?
こんなに便利で使える動詞をなかなか使いこなせていない様に思います。
教室でも「え、そこ、Putなんですか?」
という類のご質問を何度お受けしたことか(笑)
「置く」という理解はもちろん間違っていないのですが、
この様に万能な単語を使いこなす為には、
一言(置く)で片づけようとせずにイメージで捉える事が大切です。
putのイメージ:
「どこかに、何か(誰か)を移動する」
"Put Dad on the phone." の場合、
Dad(父さん)を、Phone(電話)に移動させて、、、
→ つまり、父さんを電話口に出して となるわけです。
文章を成立させる為には、必ず、、、、
1.何を(誰を)
2.どこに
移動させるのか、、という2つの要素に加え、
場所(2番)の前には、
それに相応しい
3.前置詞 を入れてあげる必要があります。
因みに、1の「何」は、物理的な物に加え、
考えや言葉や立場などなど、、、目に見えない物でもOKです。
例えば、、、
● I put the phone in my bag.
● Please put this picture on the wall.
● Put the jacket on. It's cold outside.
● I put my thoughts together.
※ 私の(複数の)考えを一緒にする(一所に移動する)
→ 考えをまとめる。
などなど、、、
『Put = 置く』
という固定観念に捉われてしまうときっと思いつかないですよね。
挑戦してみてください!