
私は中学生の時Mariah Careyにハマり、彼女のクリスマスソングのアルバムを丸覚えするほど聞きまくっていました。
お気に入りはやっぱり "All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)" でしょうか。「29歳のクリスマス」というドラマの主題歌として使われていた曲です。
実は私、この曲で英語の「カッコイイ」発音のコツは "Linking" (リンキング)だ!と気づかされました。
リンキングとは、単語の一番最後が子音(a, i, u, e, o以外の音)で終わっているとき、次の単語の最初が母音(a, i, u, e, o)で始まっていたら、その2つの音をつなげるという規則です。
例えば、Can I ~? を "キャン アイ" ではなく、"キャナイ" のようにつなげて読むことをいいます。
お気に入りのこの曲のタイトルも、"All I" は "オール アイ" より "オーライ" とつなげた方が、断然かっこよく聞こえます。
リンキングでもう一ついいことは、歌のスピードが速い時、一つ一つ発音していたら間に合わないような場合も、リンキングを意識するとサラッと歌えるようになっちゃうところです。
これに気が付いた時、ネイティブの話す言葉がチンプンカンプンに聞こえるのも、リンキングで単語が繋がっていることに気が付かなかったからだと分かりました。
Music Lessonでは、こんな発音のポイントをネイティブ講師が解説しています。また、実際にネイティブが発音している口元をみられるのもいいところ。CDだけでは分からない口の動きが見えるので、発音する際のコツがつかみやすくなります。
英語圏の国に一度も足を踏み入れたことのない私が、今こうしてこの場にいられるのは、青春時代に聞きまくったMariahやCarpentersのおかげ。彼女たちが私の「先生」だったと言っても過言ではありません。
みなさんもぜひ洋楽で英語、始めてみませんか?