この期間、連休の全ては息子の野球チームの
試合の予定のHiroです。
ところで、
「gold」と「golden」の違いって
分かりますか?
実はこの金(きん)を表す単語、
意外と間違える方がいますので、
記事にしてみました。
では、本題です。
gold coin とgolden coin のどちらかを
貰えるのであれば、どちらが良いですか?
gold ring golden ring 違いは何でしょう?
オリンピックのアスリートが目指しているのは、
gold medal であり、golden medalではありません。
こう聞けば違いは明白ですよね。
goldは金(きん)を表し、
goldenは金色(メッキ)の~という意味で使われます。
ただ、ややこしいのは、gold とgoldenの違いを
辞書で調べると、どちらにも同じような
事が書いてあり、違いが分かりにくいのです。
【gold】
<名詞>
金、黄金
[集合的に] 金貨.
金貨で支払う.
[集合的に] 金製品.
金めっき,金粉,金絵の具,金糸,金箔(ぱく)(など).
(莫大な)富,財宝; 金(かね), 金銭.
金色,黄金[山吹]色.
黄金のように高貴なもの.
<形容詞>
金の,金製の
金色の,黄金色の.
【golden】
<形容詞>
金色の,黄金色の
金の,金製の
貴重な,すばらしい; 絶好の.
まず、理解したいことは、
goldは名詞と形容詞ですが、goldenは形容詞のみです。
しかし、辞書を見ると、
どちらの形容詞にも「金製の」「金の」という意味があります。
なので、金の指輪と言いたいとき、
“gold ring”“golden ring”のどちらでも
良いのでは?と思ってしまいますよね。
こんな例は、いくらでもありまして、
辞書に書いてある情報だけでは、
ボキャブラリを増やすには限界があります。
なぜなら、その単語が実際のネイティブ同士の会話で
どのように使われているのかが分からないからです。
ネイティブであるDanに聞いてみると、
通常はgold ringが金の指輪(本物)で、
golden ringと聞くと、金色だけども、
金メッキの指輪というイメージだと言っていました。
ただ、言語には必ず例外的な使われ方というものがあり、
それゆえに辞書がややこしくなっているというのです。
あと、「golden」には以下のような
比喩的な使われ方もあります。
the golden sun(金色に輝く太陽)
a golden opportunity(絶好の機会)
the golden age(最盛の時代)
また、ちょっとおもしろいトリビアがありました。
画像はサンフランシスコにある有名な
Golden Gate Bridgeですが、もし本当に
この橋をすべて金の延べ棒で作ったら・・という内容です。
8億本のgold barsが必要で、
ほぼ4兆ドルの価値となるそうです!
・・ただ、金は鉄のように強度がないので、
すぐに壊れてしまうそうですが・・
ちなみに、ゴールデンウイークは、
日本にだけある呼び方で、海外では
大型連休をこのように呼ぶことはありません。
今回は以上です。
それでは、連休明けにお会いしましょう!
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