一方、 欧米のクリスマスはご家庭、また、お国や地域によって色々と違いがあるものの、一般的には「家族の休日」として過ごします。 ちょうど日本のお正月の様な感じでしょうか。 逆に大晦日から元旦はカウントダウンパーティなどをお友達や恋人と楽しんで、お仕事も年明け2日や3日から通常通り「三ヶ日」という感覚もなくあっさりしたものです。
ここでは、当スクール主任講師ダンの実家ファミリーのクリスマスをご紹介したいと思います。
まず、クリスマスイブは親戚一同がそれぞれお料理やデザートを持ち寄って集まります。 因みにアメリカに「クリスマスケーキ」という概念はありません。イチゴと生クリームのケーキにサンタさんがのっているのを見て、ダンは毎年首を傾げています(^^;; これは日本のケーキ屋さんの商策なのかしら⁉︎ でも「クリスマスクッキー」を焼くご家庭は多い様ですよ。
多い時は総勢50名集まる大家族で、それはそれは賑やかです。 笑い声やお喋りが絶えず、愛が溢れて部屋からこぼれ出てしまいそう〜という雰囲気の中、夜が更けていきます。
夜11時には教会のキャンドルサービスへ。 たくさんのキャンドルが灯される教会はとても美しく、信者でなくとも心が洗われる様に思います。
クリスマス当日25日の朝は再び教会のサービスへ行き、その後は待ちに待ったクリスマスプレゼントを開ける瞬間がやって来ます。 これまでにツリーの下には山程のプレゼントが並んでおり、何があってもこの時までプレゼントを開けてはいけないというルールなんです。 特に子供達にとってはかなり辛い規則だと思いませんか(>_<)
ダンの故郷は寒い地域なのでホワイトクリスマスも珍しくなく、雪景色を暖かい家の中から眺めながら、ゆっくりと一日を過ごしクリスマス休暇は終わります。 因みにツリーは、新年最初の週末に片付けるご家庭が多い様ですよ。
今日はクリスマスイブ。
大切なご家庭や友人と一緒に楽しくお過ごしになっておられます様に。
Wish you all a very Merry Christmas...