
もう4月も終わりなのですが、今回はそんなエイプリルフールについて少しお話したいと思います。
そもそもどうしてエイプリルフールを祝う(?)ようになったのかは分かっていないそうですが、諸説ある中で有名なのは、「嘘の新年」説です。
かつてフランスでは3月25日を新年とし、4月1日までの1週間、新年の祭を行っていたそうです。ところが、時の王様が現在のグレゴリオ暦を採用し、新年は1月1日と決められました。それでも民衆は、慣れ親しんだ時期に新年の祭を行い続けました。これを見て怒った王様は、その祭りに参加していた人々を次々に処刑してしまいました。その暴挙に怒った民衆は、処刑された人たちへの哀悼の意を込めて「嘘の新年」を祝い続け、これが後にエイプリルフールとなったそうです。
他にも、仏教では3月31日に修行を終えて4月1日に俗世に帰ってくるそうなのですが、帰ってくるとまた心に迷いが生じて、これまでの修行が無駄になってしまうので、4月1日を「揶揄節」と呼んで僧をからかった…などの説もあるそうです。
エイプリルフールには、面白いイタズラが世界中に溢れます。写真は、私が子供の頃に実際に引っかかったイタズラなのですが……苦い思い出です(-_-;) みなさんも "Practical joke" はほどほどに…。