皆さん、こんにちは。
英語の上達には、
大好きな「のめり込む」コンテンツを見つることが
ベストだと信じて疑わない、
Dan's English アシスタント講師のHiroです。
今は本当に素晴らしい時代となりました。
なぜなら、ネットを検索すれば、
無料で使える英語コンテンツが膨大にあるからです。
昔なら、書店にいったりビデオを借りたりする手間も、
今はさくっと検索するだけ。
時代の恩恵に素直に感謝です。
しかし、忘れてはならないのは、
ネット上に膨大にある情報も、
結局は道具に過ぎません。
問題はそれらをどうやって利用するか‥
使わなければ全く効果は得られません。
ポイントはやはり
お気に入りのコンテンツを見つけるという
ものです。
たとえば、好きな映画などは、
何度見ても楽しいし、セリフも覚えたくなり、
更には真似がしたくなります。
そうなると、しめたもの!
繰り返し楽しく英語を学ぶことができます。
さて、今回は、私が以前はまっていた、
ある映画のワン・シーンを紹介します。
有名な「ロッキー」シリーズの最終作
『Rocky The Final』 の有名なワンシーンです。
<ストーリー>
かつては、輝かしい戦績を持つ
偉大なボクシングのチャンピオンだったロッキー。
しかし今は妻に先立たれ、息子も巣立ち、
自ら経営するレストランに訪れる客たちが楽しみにしている
武勇伝を話す一人の老いた男になっていました。
そんな毎日と、逆らうことのできない老いという現実。
彼の周りも時間の流れには逆らえず、確実に変わっていくのでした。
そんな時、あるテレビ番組のシュミレーション企画を通し、
なんと、現役のヘビー級チャンピオンと
エキシビションマッチで試合に挑戦できる話が持ち上がります。
老いた体に鞭を打ってトレーニングを積み、
人生の最後の試合に挑むロッキー。
しかしながら、そんな彼のチャレンジを周りの人々は馬鹿にし、
反対します。彼の最愛の息子ですら、いい迷惑だと不満をぶつけます。
順調だった人生に疑問を持ち始めていた息子に、
父親として彼の人生観を語るのがこのシーンです。
この映画は、ちょっと出来過ぎなストーリーかもしれませんが、
それ以上に不思議と心を熱くする要素が詰まっています。
以下、ロッキーが息子に語るセリフと解説です。
▼YouTubeの動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=D_Vg4uyYwEk
セリフの部分は、
動画の1分38秒あたりから始めります。
※全動画のセリフはちょっと長くなりすぎるので、
まずはロッキーのスピーチ部分だけを聞いてみてください。
Let me tell you something you already know.
お前も分かっているあることを伝えよう。
The world ain't all sunshine and rainbows.
この世の中は太陽と虹ばかりの世界じゃない。
It's a very mean and nasty place
とても意地悪で嫌気のひどい場所なんだ。
And I don't care how tough you are
そしてお前がどんなにタフだろうと、
It will beat you to your knees
お前がひざまずくまで打ちのめし、
and keep you there permanently if you let it.
もし油断でもすれば、永遠にその場に閉じ込めようとする。
you, me or nobody is gonna hit as hard as life.
お前も、俺も、誰でも。人生ほど重く打つものはない。
But it ain't about how hard you hit
しかし「どれほどお前が強く打つか」ではなく、
It's about how hard you can get hit and keep moving forward
どれだけ打たれて、それでも前へ進み続けるか、
How much you can take and keep moving forward.
どれだけそれを受け止め、前に進められるかだ。
That's how winning is done!
そうやって勝利は成されるんだ!
Now if you know what you're worth then now go out and get what you're worth
自分の値打ちが分かっているなら、行ってその価値を取って来い
But you gotta be willing to take the hits.
でも、お前は進んで打たれる覚悟が必要だ。
And not pointing fingers saying you ain't where you wanna be
because of him her or anybody!
そして、(誰かを)指さして、自分がいたい場所にいないのは、
彼や彼女、または誰かのせいだとは言うな!
Cowards do that and that ain't you!
それは臆病者がすることで。お前はそうじゃない!
You're better than that!!
お前はもっとすぐれている!
‥いかがでしたか?
スタローンの独特の話し方は、
ちょっと聞き取りにくかったかもしれませんね。
自分はこのシーンが好きで、iPhoneを使って
以前は通勤電車の中で見ながら、セリフを真似していました。
皆さんもぜひ、お気に入りの動画を見つけて、
繰り返し見て・聞いて・真似をしてみてください。
英会話は楽しんだもん勝ちです!
Adrian!!