日本にあまりなじみのないThanksgiving (感謝祭)。その起源は諸説あります。
最も一般的な説は、アメリカ大陸に入植したヨーロッパ人が、初めての土地で飢餓に苦しんでいたところ、原住民族の人たちが、作物の種を分け与えたり、農耕の術を教えたりしてそれを助け、翌年の収穫の季節にヨーロッパ人たちが原住民族の人たちに感謝して食事に招いた…というものです。
それが習慣化したものがThanksgivingなのですが、やがて習慣は一度廃れてしまいます。
ところが、親子でさえも南北に分かれてお互いを攻撃しあったという悲惨な南北戦争の後で、かの有名な大統領リンカーンが、家族の絆を取り戻そうと Thanksgivingを祝日に制定し、その日を家族揃って過ごすことを奨励した、というのが今日のThanksgivingの形となったそうです。
現在では、11月の第4木曜(カナダは10月の第2月曜)に家族でごちそうを食べるのがメインイベント!レッスンにも色々なThanksgiving dinnerの名前が出てきました。
日本ではなかなか口にすることのないものばかりですが、最近ではホテルなどでThanksgiving dinnerを用意していたり、七面鳥の丸焼きをテイクアウトしてくれるところもあるそうです。
さも、歴史に詳しいような話しぶりですが、実は情報源はコチラです…。この左側の本に、感謝祭が初めて祝われた経緯が書かれています。文章も簡潔で読みやすいのでオススメです!
さあ、Thanksgivingはいよいよ来週木曜日。
その日の前に本で予習して、今年はお家でThanksgivingを楽しまれるのもいいですね!